Two of usは誰のことを歌った歌?

こんにちは。デイトリッパー英会話です。

エドワード講師が選ぶ第1回目の曲はTwo of Us。
ビートルズのアルバムLet it beの1曲目。隠れた名曲、個人的には隠れていないバリバリの名曲ですが、最初から最後までポールとジョンのハモリが美しい曲です。
誰かと一緒に弾き語りしてハモり倒したくなる曲ですね。

さて、この曲「Two Of Us」=「僕ら二人」はポールとリンダのことを歌ったもの、とポールは言っているようですが。

I’ve got very vivid memories of driving out of London in my Aston Martin with Linda, just the two of us, and she was always keen on getting lost.

 

「僕にはとても鮮明な思い出があるんだ。ロンドンをリンダとアストンマーチンで、“僕ら二人”だけでドライブしたんだけど、彼女はいつでも道に迷うんだ。」
 
(Rolling Stone podcast)

ですが、やっぱりこれはジョンとポールの二人の歌と考えた方がしっくりくるのでは、と皆さん思うのではないでしょうか。

例えば、ミドルエイトの部分の歌詞

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

You and I have memories

君と僕には思い出がある

longer than the road that stretches out ahead

目の前に伸びるこの道よりも長い思い出が

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

とあるのですが、この曲が書かれた当時、ポールとリンダは知り合って半年程度。
半年の思い出がそれだけ濃いってこと・・・?
 
また、冒頭の

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

Two of us riding nowhere, spending someone’s
Hard earned pay

誰かが必死に働いたお金を使って
僕ら二人はあてもなく旅をする

You and me Sunday driving, not arriving
On our way back home

君と僕で日曜ドライブ、どこにもたどり着かない
僕らは帰途につく

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

これで思い出すのが、ジョンが21歳の誕生日におばさんからプレゼントでもらったお金でパリに旅行に行ったという逸話です。

John’s 21st birthday was a month away, and he knew he was getting money – 100 pounds cash, more than he or Paul had ever seen in their lives. It was a coming-of-age gift from his Aunt Elizabeth in Edinburgh, and his idea was to go away with Paul and enjoy it.

Gustafson happened to bump into them the day they left, Saturday, September 30. “They both had bowler hats on, with the usual leather jackets and jeans. They said they were off to Paris, so I walked down to Lime Street station and watched them go. They were an incredible pair: always great fun, irreverent and so close”
 
「ジョンの21歳の誕生日まであと一ヶ月という時、100ポンドというお金が手に入ることが分かっていた。ジョンもポールもこれまで見たことのないような大金だ。
それはエジンバラのエリザベスおばさんからの成人式のお祝いで、ジョンはそのお金でポールとどこかへ遊びに行こうと思っていた。
(…中略)
9月30日の土曜日、(ジョニー)グスタフソンがたまたま彼らが出かけるところに出くわした。「二人とも山高帽をかぶって、いつもの革ジャンとジーンズだった。パリへ行くって言ったから、一緒にライムストリート駅まで行って見送ったんだ。二人は最高のペアだった。いつでも楽しく、不遜で親密だった。」」
 
(Mark Lewisohn, Tune In)

まだ若い二人が他人のお金で豪遊する微笑ましいエピソードとして思い浮かべられます。

もしこれがリンダとの話になると、「someone’s hard earned pay」というのが「ファンが汗水垂らして働いたお金で」みたいに受け取れてしまって、ちょっと生々しい感じもしちゃいます。

この歌はビートルズ解散寸前の曲というのもあって、二人の過去の思い出そして別れ、を歌っていると思ってしまうのがファン心理なのでしょうね。

 
 
デイトリッパー英会話では授業でこのようなことをディスカッションします。
ぜひ皆さんの意見を聞かせてください!
コースについて詳しくはこちらからどうぞ。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう